リアップってどれもM字や生え際の薄毛に効果ないってホント?

こんにちはハゲクマです(*´ω`*)
「リアップはM字ハゲ、つまり生え際の毛にはほぼ効果は期待できない」ということはご存知でしょうか?
これはリアッププラスやミノキシジルが5倍のリアップx5も同じです。
僕自身、このリアップはM字ハゲに効果がないという話をリアップを使うまで信じられなかったので
「いやいや、日本で唯一の発毛剤でしょ?そんなわけは・・・」
と育毛について何も知らない時はそう思っていたんですが、リアップをいざ買ってみるとその理由がわかりました。
まずはこれをご覧ください。
リアップの効果効能の部分です。
これはリアッププラス
まず、リアップの箱をよく見るとわかりますが、わかりますか?
効能効果に描かれてる図はみんな頭頂部が禿げてる人ですよね。
M字の人もいますが、全員頭頂部が薄い人の図柄です。
M字だけの人や生え際だけが薄い人の図がないんです。
つまり、これって頭頂部には効果あるけど、おでこには効果ないよってことです。
それって言いがかりじゃないか?と思われるかもしれませんが、
実は臨床試験でもリアップは生え際にはほとんど効果がないことが判明しています。
これはリアップが悪いというよりもM字やおでこの生え際に対してミノキシジルを単体で使ってもほとんど効果がないと言われています。
実はリアップは生え際やM字に効果がない原因があるからなんです。
M字はミノキシジルだけではほぼ効果なし?
この生え際と頭頂部、どちらも薄毛ですが実は頭頂部の薄毛とは違って厄介な問題があるんです。
薄毛の原因は「5αリダクターゼ」というやっかいな酵素。
5αリダクターゼは、男性ホルモンであるテストステロンを、より強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換する酵素なんですね。
そしてこの5αリクターゼには、実はⅠ型とⅡ型の2種類があり、Ⅱ型5αリクターゼがジヒデロテストステロンを生成すると言われています。
Ⅰ型5αリクターゼは主に後頭部や側頭部に多くⅡ型5αリクターゼは頭頂部と生え際に多いのですが、なかでも特に生え際あたりには頭頂部の約2倍の高い濃度のⅡ型5αリクターゼがあるといわれています。
そう、M字付近には頭頂部よりはるかに高濃度のⅡ型5αリクターゼがあるんです!
僕は最初は生え際の方が頭皮も頭頂部より柔らかいしカンタンに戻りそうって思っていたんですがそう簡単に戻るわけじゃないんですね。
さらに生え際は血管も少なく、ミノキシジルなどの薬の効果が伝わりにくいことも問題。
リアップには男性ホルモン抑制効果がない?
そもそもAGA治療を知ってる人は薄毛の対策はご存知かと思いますが、AGA治療は発毛と脱毛の抑制を同時に行うことがほとんどです。
ミノキシジルによる発毛だけでなく、先ほどのⅡ型5αリクターゼを抑制することが必要なのです。
このⅡ型5αリクターゼを抑制するのはミノキシジルでは不可能でフィナステリドやディタステリドなどのホルモンに作用する薬が必要となります。
しかしこの薬は治療薬であり、薬局ではなく病院で医師に処方してもらわないと手に入りません。
※フィナステリドはホルモンに影響するのでは女性、特に妊娠中の女性は触れることですら厳禁です
リアップは発毛効果があると言われてるものの、このⅡ型5αリクターゼを抑制することができないので、毛は生えるものの、うぶ毛のままだったりヒョロヒョロですぐに抜けてしまう毛ばかりと言われています。
特にM字部分といった生え際の薄毛はこのホルモンの影響が強くミノキシジルだけでは効果は薄いと言われています。
だからリアップはほとんどM字に効果ないんです。
どうやってジヒドロテストステロンを抑えるか?
AGA治療などでM字ハゲや生え際の薄毛治療の際に用いられるのがフィナステリドというお薬です。
フィナステリドには2型5αリダクターゼの働きを抑制する効果があります。
しかしこのフィナステリドは医師の処方でしか手に入らないんおで当然薄毛治療を受けるなどの必要が出てきます。
費用もさることながら、厄介なのはフィナステリドの副作用です。
フィナステリドは使用した人に性欲の低下やうつなどが報告されています。
しかも使用を止めるととたんに薄毛が進行してしまうので長期の使用が必要です。
僕の場合フィナステリド(フィンペジアというお薬)を使用した際に性欲の低下と精子の異常が出たため現在は育毛剤や食べ物にてこの2型5αリダクターゼの働きを抑制する方法にしています。
また当然発毛を促すことも大事ですのでミノキシジルやキャピシルといった成分も重要です。
M字の薄毛対策は育毛剤単体で改善するのははなかなか難しいと思います。