リアップx5の種類と効果とは?

ミノキシジル(タブレット)とフィナステリドを止めた結果、数か月ほどで髪は細くなり、抜けてくるなど、やはりどんどん髪が元に戻ってきたため、このままじゃヤバイ!
ということで僕が使い始めたのが大正製薬のリアップX5です。
日本で唯一薄毛に効果がある!髪が生えてくる(と法律上書いてもいいことになってる)育毛剤がリアップです。
先に書いておきますが、別の記事で詳しく書きますが、リアップはM字ハゲやおでこの生え際などにはほぼ効果は期待できません。
なのでM字や前髪用にリアップを使おうとしてる人はやめておく方が無難です。
また僕自身も結局リアップx5を6か月近く使っても頭頂部はイマイチ生えて来なかったので結局使うのをやめてしまったのです。
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発売当初はニュースになるほど
このリアップが初めて日本ではじめてミノキシジルが配合された育毛剤であり、このリアップが発売された当時はニュースなんかでも大々的に報道されていました。
リアップが発売された当時はミノキシジルがなんなのかよくわからなかったんで、
「ニュースになるくらいだから、スゴイ育毛剤なんだろう、これで僕もハゲても安心だな(笑)」
なんて程度にしか思っていませんでした。
その後実際にハゲてしまいお世話になるわけですが・・・。
結局僕はミノキシジルとフィナステリドの効果は服用した際に分かったので副作用の少ないリアップx5を使うことに決めたんです。
「リアップなら頭皮に直接つけるから副作用の心配はない」ということが使い始めた理由です。
そして僕が使ったのがリアップでも最も効果の高いと言われるリアップx5です。
実際にリアップを買いに行くとわかりますが、リアップって結構いろんな種類があるんです。
リアップはこんなに種類が
リアップですが、意外にも種類がこんなにあり、それぞれ若干内容が異なります。
- リアップX5プラス・・・ミノキシジル5%、男性専用
- リアップジェット・・・ミノキシジル1%、男女OK
- リアップ・・・ミノキシジル1%、男女OK
- リアッププラス・・・ミノキシジル1%、男女OK
- リアップリジェンヌ・・・ミノキシジル1%、女性用
種類が多いので違いをあげると
リアップ
日本ではじめて発売されたミノキシジル配合の発毛剤です。
ミノキシジルは1%配合、男性も女性も使用可能です。
成分
ミノキシジル1.0g
添加物:プロピレングリコール、エタノール
本体価格(税抜き) 9,500円(120mL)、5,500円(60mL)
リアップジェット
リアップのジェット式エアゾールタイプです。
ジェットで頭皮の奥まで届くというタイプです。使ったことはありませんがそう快感はかなりありそうですね。
ただし、こちらもミノキシジルは1%しか配合されていませんので使いませんでした。
成分
ミノキシジル1.0g
パントテニールエチルエーテル1.0g
トコフェロール酢酸エステル0.08g
l-メントール0.3g
添加物:カミツレ油、1.3-ブチレングリコール、クエン酸、 エタノール、DME(内容量100mL中には薬液67mL、噴射剤33mLを配合)
本体価格(税抜き) 3,800円
リアッププラス
リアッププラスは、通常のリアップの成分にパントテニールエチルエーテル、トコフェロール酢酸エステル、l-メントールなど頭皮環境を整える成分を配合したものです。
こちらもミノキシジルは1%しか配合されていません。
成分
ミノキシジル 1.0g
パントテニールエチルエーテル 1.0g
トコフェロール酢酸エステル 0.08g
l-メントール 0.3g
添加物:カミツレ油、1,3-ブチレングリコール、クエン酸、エタノール
本体価格(税抜き) 5,239円
リアップx5
僕が使っていたのはこの一番ミノキシジルの多いリアップX5です。
発売当初はミノキシジルは1%しか配合されていなかったリアップですが、その後ミノキシジルの配合量が5%、つまり通常のリアップの5倍になったリアップx5が発売されました。
発売当初は米国製のロゲイン5%に対して1%しかなかったのが米国と同じく5%になったわけです。
成分
ミノキシジル 5.0g
ピリドキシン塩酸塩 0.05g
トコフェロール酢酸エステル 0.08g
l-メントール 0.3g
添加物:セタノール、1,3-ブチレングリコール、ジブチルヒドロキシトルエン、リン酸、エタノール
60mL 本体価格(税抜き) 7,048円
リアップジェンヌ
女性用のリアップです、リアップジェットもリアップもリアッププラスも男女兼用ですが、リアップジェンヌはパントテニールエチルエーテルやヒアルロン酸Naなど女性の肌向けに合わせて作られています。
ミノキシジルは1%しか含まれていません。
本体価格(税抜き) 60mL 5,239円
女性用と男性用の違いは?
最初は「なんでリアップに女性用とかあるの?」(ミノキシジルはフィナステリドと違って男女関係なく使えるはず)
と気になったのですが、よくよく調べるとミノキシジルは女性の敏感な肌に強い刺激を与えてしまう場合もあるので(皮脂が男性より少ない)女性用リアップまたは男女兼用のリアップジェット、リアップにはミノキシジルは1%しか含まれていません。
ちなみにリアップx5とリアップジェンヌはミノキシジルが5%配合か1%だけかということ以外は少しだけ成分が異なります。
女性の用のリアップには毛細胞に栄養を補給し、頭皮を健全な状態にする「パントテニールエチルエーテル」、男性専用のリアップx5には過酸化物質やフケの発生の原因となる皮脂の過剰な分泌を抑制する「ピリドキシン塩酸塩」が配合されています。
薬局でも買えるミノキシジル
ミノタブ(ミノキシジルのタブレット)などは薬局では変えませんが、リアップは日本で唯一薬局で買える「ミノキシジル」です。
ただし普通の育毛剤と違ってミノキシジルが使用されてる「医薬品」であるので育毛剤とは取り扱いが違います。
薬局でも棚においてあり、(空箱をレジに持って行って薬剤師の管理のもと棚から出すお薬ですね)薬剤師がいない場合は購入できません。

売り場には空箱しか置いてないんですね。
このリアップに含まれるミノキシジルはもともと高血圧用の薬であるため、血管を拡張し血行を良くする効果がありますが、
ミノキシジルの効果で血行が良くなって髪が生えてくると思ってる人が多いのですがこれはちょっと間違いがあります。
実はミノキシジルは血管拡張作用も確かにあるのですが、ミノキシジルは毛を作る毛母細胞を刺激し、分泌される成長因子によって髪の毛が成長していきます。
単に血行が良くなって毛が生えてくるというものではありません。
リアップの欠点
こんなリアップですがやはり薬である以上問題点もあります。
男性ホルモンを抑制しない
リアップはあくまで発毛剤です、発毛は促すものの薄毛の原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の対策は何もしていません。
薄毛は男性ホルモン(DHT)によって髪の毛が細くなり、毛が弱弱しくなりますが、リアップだけではこのDHTの抑制効果はないのです。
つまり抜け毛の対策はほぼできない…
またリアップがM字に効果がないと言われるのもこのためです。
※M字付近はジヒドロテストステロンが頭頂部の2倍もあるのでミノキシジルだけではほとんど生えてこない
副作用がある
リアップは8%の人に副作用があることが認められています。
ほとんどは頭皮の荒れ、かゆみ、炎症などですが、人によっては頭痛やめまいがすることもあるとのこと。
僕もリアップを使ってるとたまにですが頭皮をかきむしりたくなるような激しいかゆみに襲われることがありました。
一度かゆくなるとほんとにしばらく止まらなくなります。
またネットでは胃腸障害やむくみ、動悸などがミノキシジルの副作用として言われています。
そもそも現在はアメリカをはじめ海外の先進国では、ミノキシジル内服液を発毛剤としては認可推奨していません。 結構知らない人が多いのですが、本来ミノキシジルは発毛剤と認められてないんです。
こんな人はリアップは使えない
リアップは薬なので誰でも使えるわけではありません。
- ・今まで化粧品などで肌にアレルギーを起こしたことがある人
- ・高血圧・低血圧の人
- ・心臓または腎臓に問題がある人
- ・むくみのある人
- ・65歳以上の人
特にかゆみなどはよくあるそうなので注意してください。
またリアップではありませんでしたが、ミノキシジル系のポラリスを使ったときはたまに動悸やクラクラするめまいのような現象がありました。
飲まないとはいえ、もともとが血圧の薬でもあるので使用に関しては慎重にすべきです。
僕はもうリアップx5は使ってません
僕自身はリアップを長く使ったのですが、結局そこまで生えて来なかった、というかあまり変化なしだったので使っていません(なぜかフケはやたら出るようになりました)
僕自身リアップx5からその後カークランド(ミノキシジル5%)、ポラリス(ミノキシジル15%)に変更して半年以上使ってもそこまで変化はありませんでした。